とんだ体調不調

at 10:30 p.m.

午後3時、小5の授業から中1の理科に切り替わった刹那、猛烈な悪寒、頭痛、吐き気、発汗、びっくりするような低体温に襲われた。慌ててクーラーを止め、ドアを開け、03教室に駆け込んでカッターシャツもアンダーシャツも脱いで汗を拭いた。とりあえずアンダーシャツを干して、カッターシャツだけ着た。
15分ほどもった。しかし、悪寒と頭痛はますばかり、やむなく窮余の策、TIGER?こと窪田君寄贈の「首都大学東京」のTシャツに着替えて抗戦を試みた。10分ほどはもちこたえたけれど、一向に冷たい皮膚からとめどなく汗が噴出す怪現象が収まらない。ついに02教室のクーラーも止めた。自習中の生徒にとっては迷惑な話だけれど、どうにもこうにも冷気が耐えられない。
01教室の生徒が小テストをしている間、やむなく外に椅子を持ち出し日向ぼっこをして低体温の解消に努める。教室を出たり入ったりが続く。小5の生徒の漢字の再テストもなかなか終わらない。ニャロメ。
塾創立以来18年間、体調不調で授業を休んだことはただの一度もない、というたったひとつ誇れる記録もきょうでおしまいか、もうだめか、熱いシャワーさえあれば、いっそ駐車場を全力で走るか、、、ろくでもないことを考えながら、歩ける間は大丈夫、と言い聞かせてしのいだ。
小一時間たった。ついに「首都大学東京」Tシャツも汗で飽和状態。先に脱いだアンダーシャツがこの日和のおかげで乾いていたので、Tシャツを脱ぎ、アンダーシャツを再び着た。しかし、15分もするとまた汗で飽和状態。やむなく最終兵器、「早稲田大学創立125周年記念」ラガーシャツ(これは、つい先日NHKのアナウンサーに就職が決まった岡崎君寄贈のもの)を取り出し、Tシャツとカッターシャツを干した。試験対策の小テストを連発しながら、必死の思いで日向ぼっこ(?)。バスタオルで顔を巻き、吐息で顔をあたためるとわずかに顔の両頬の体温が上昇するような気になって、必死でハァハァ息を吐く。そして、ズボンにラガーシャツという奇妙奇天烈な格好で中1の英語の授業を迎えた。
暑い、暑い、とぼやく18名の生徒が揃い、先日の学力テストの結果に従って席替えをし、英語検定試験の合格者を拍手でひとりひとり祝福していると、体温が常温にもどっていった。嘘のように汗は止まり、悪寒も頭痛も消え、すっきりさわやか、まるでサウナからでたあとのような状態、、、驚いた、突然の回復は、本当に何の前触れもなかった。そして、いつものように、結果オーライで、制御しきれない不具合を抱えた身体を呪いつつ(決していたわりつつではない)、授業を続けた。
きょうの教訓、8時間以上クーラーに連続してあたらないこと。自律神経が狂う。
明日も朝から。気をつけよう。