「くじけそうな暑さです」だそうな

6年生の落書き

朝、きょうも整髪用のジェルと歯磨き粉を間違いそうになった。こういう日は調子がよくない。

一時間目、時折ふらつく、妙な浮遊感覚がある。肩をほぐして首筋をあたためる。たぶん血行障害だろう、そう思うことにした。

昼食後、きょう二本目のコーラを飲む。ペットボトルより缶の方がうまい!とあらためて思う。一日に二本もコーラを飲むのはかなり辛いとき。まぁいいさ、そのうち何とかなるだろう、と思うことにした。

午前中、ある小学生の「鏡文字」現象に気づいた。「45(しじゅうご)と54(ごじゅうし)」を完璧に混同していた。聞いてみると、左右の区別や前後の区別も時々怪しくなる、らしい。焦れば焦るほどダメらしい。計算が粗雑な子、と、決めつけただけでは理解できなかった不可解な反応が、一気に手にとるように理解できた気がした。「やったぞ、よろこべ、僕は君にログインした!」と宣言した。どうしようもなく非生産的な、あってはならない反応を反復することに「ふざけるな!」と即時的に怒ってきたけれど、無論、彼はふざけてはいなかった。彼なりに一生懸命であったのだろう、たぶん、切なくなるほどに。いや、何も感傷的に物事をとらえようとしているわけではない。彼なりに生真面目な一面がある、ということだ。とっぴな言動をする一面も確かにあるけれど。塾屋として気づくのに少し時間がかかりすぎた。申し訳ない、と思った。

午後、将棋盤が届く。あると思っていた駒がなかった。駒の追加注文をだす。小6男子の将棋熱が高まる。

夕方、中3のテスト演習が始まる。基礎基本にかえったもの。

夜、いつもどおり、中2のクラスで中1飛び級グループの試練が続く。中2の数学もよい復習ができた。

乱暴に要約すれば、きょうもよい一日だった。
きょう午後から「子ども議会」に参加した子どもらの明日の感想が楽しみ。ということで、きょうの写真は、彼女らの描いたイラスト。彼女らなりのユーモアとペーソスがあって、あたたかい絵で気に入っている。勝手にドアの窓に貼ったのも許す気になった。この夏、よく成長している証、と捉えたい。

明日も、いい一日でありますように。