電光石火曜日

小5に模擬試験を返却。予告どおり、理科・社会の学力向上作戦を開始。予定プログラムを配布し、自習中のエグタクにノートを借りて、やり方を具体的に説明した。「これじゃぁ遊ぶ暇がなーい」という反応が出た。「当たり前だ、受験生に遊ぶ暇なんかあるか。第一、遊びたいときには平気で遊んでいるじゃないか」「はははは」と、互いに納得して「小5・オータム・ウインド作戦開始」。オータムは「算数」。ウインドは「理・社」。どんな「風」になるやら。

中3 まだ全員揃っていないのだけれど、平常授業に戻してゆっくり前進。11月からの過去問演習に備えて、数学のピッチをあげることを宣言。

高校初級 予告どおり、小テストの不合格者は再テスト。男子2名、女子1名が引っかかる。なんだかなぁ。11月8日に次の模擬試験を決行することが決定。ちょっと本気で結果を出したい。


先週の土曜日の夜(たぶん午前零時はまわっていた)のこと、久しぶりにビールを飲んで酔っ払ったところへ娘が降りてきた。始めは世界史の話をしていた。織田信長が本能寺で死なずに、鎖国もしていなければ、イングランドとベンガル湾かマラッカ海峡で日本の水軍が大海戦を演じていたかもしれない、とか、中華思想って結局内向きのベクトルで、鄭和の大航海もその延長線上で捉えるべきだとか、しょせん酔っ払いの与太話だったのだけれど、最後にこんな話をした。
「天皇の即位20周年式典で、EXILEが奉祝曲を歌うんだって、知ってた?あぁまだ知らない。そう。それで、作詞が秋元康。誰か?って、うーん、君と俺が共通で知ってるって言えば、美空ひばりの「川の流れのように」。分かる?OK。うん、で、思ったの。えっ、デマゴーク?いや、それを言うのであれば、ポピュリズムっていうべきなんだろうけれど、僕も似た感じを強く持った。というのは、例えば、森重久弥が森光子に手を引かれて現れて、「海ゆかば」をね、朗々と歌い上げるってなイメージを真っ先に思い浮かべるわけ、「奉祝」とか聞くと。周りは提灯行列の人々がいっぱいいてね、「天皇陛下バンザーイ」って歓呼の声が続いてさ」
「いや、博報堂か電通か知らないけれど、企画した人たちがたぶんカッコよくやろうとしているわけでしょ。象徴天皇制を思いっきりスマートに演出しようと、「昭和」の匂いを徹底的に排除していこうっていう戦略なんだよ。だから、たぶん「奉祝曲」は”愛の歌”になる。そう、見かけは一般的なラブ・ソング。大晦日の紅白にも絶対使える曲。キィワードは4つ。まず「愛」、それから「あなた」、これは天皇を指す。「あなたの愛でしあわせになれる」とかなんとか、間接的に天皇制を擁護する。そして、そう「未来」。来るよね、「希望」と一緒にね。「八千代」の言い換えが入るはず。「未来の希望はあなたから生まれる」ってな流れになると思う。そうそう太平洋戦争は「つらかったこともあったけれど」でくくられるはずだよ」

そのあとは妻の登場で、深夜の馬鹿話はctrl+Alt+Del(強制終了)。
次の日は、数学や理科の模試があったというのに、ろくでもない父親を持つと娘も苦労する。

ちょっと調べたら、森光子さんは正式に登場なさるらしい。

以上、戯言ですので、この件に関してのコメントはご遠慮願います。