定位置へ

老化が一気にすすんで、情報発信力が極端に低下した。

ちょっとなんとかしないとね。ということで、ひさびさのブログ。

 

01教室をかなりいじった。生徒が言った、「うゎぁ、何これ、すっきりしてる」

村上の動き回るスペースを広げた。授業中に動き回ってダイエットしようと思った、わけでない。いつもの気分転換、受験シーズンになるとあっちこっち模様替えしたくなる衝動を抑えきれない。毎年、何かが足りない、何かを変えなければならない、という強迫観念に追い立てられあれこれいじる。一連の行動が村上の心の弱さのあらわれであることは間違いない。自分に自信があれば教室の造作をいじったりはしないだろう。

10月頃、ある生徒に言った。「いいか、俺の授業をもっと真剣に聞け。俺もお前が絶対に理解できるようにゆっくり説明する。だから、お前ももっと真剣に聞け」修正しなければならないのは、まず、授業の中身、生徒がより賢くなる授業の組み立てでなければならない。しかし、それは言ってみれば永遠のテーマであって、一朝一夕にどうなるものでもない。絶えざる反省と改良、日々の工夫と研究の結果として結実するものだ。とりあえず、より快適により楽しく授業できる空間をつくることは間違っていない。

空気清浄機を常備した。「何を今さら」感もあるけれど、快適授業度はアップした。狭い教室に十数人の生徒が群れたときの息苦しさがまったくなくなった。見事なものだ。塾屋には破壊的イノベーションとさえ映る。どうしてもっと早く思いつかなかったのか、とつくづく思う。

イノベーションと言えば、8年ぶりに複写機を新品に変えた。年間データをもとに、業者と交渉を重ね、1枚あたりのランニングコストを標準的な印刷エリアで4.2円から2.9円に下げてもらった。併用していた1枚3.2円が謳い文句のプリンターの使用をやめる決心がついた。おかげで印刷速度向上・プリンターの切り替え手間いらず・印刷音の低下・見た目の美しさアップ、数え上げれば副次効果がたくさんあった。せっかちかつ狭量な塾屋のストレス軽減に大きく貢献してくれた。

快適度はいくらアップしてもいい。これからの日々を考えれば、どんなにすっきりしてもいい、と思う。無駄は省けるだけ省き、ヘタクソなりにいい授業をしたい。生徒たちに賢くなってもらいたい。

さて、一日の終わりだ。あすのために整理整頓。

呪文のようにつぶやこう、「定位置へもどす、例外はない」