きょうもいろいろあった。
一浪を経て志望校に受かった少年からは、高松市の午前中に吹く南西の風について教えてもらった。コーヒーをいれようとして「まだ飲めない」という言葉には新鮮な驚きを覚えた。そうか、君はまだそういう年齢なのか。
仕事を終えて、パソコンを開くと、教え子から長いメールが届いていた。
読みながら泣いた。ひしひしと伝わってくる気持ちが切なくて泣いた。励ましてくれる気持ちが嬉しくて泣いた。
無力な塾屋は泣くことしかできない。
おろおろとさまようことしかできない。
明日、いちにちゆっくり休んで出直そう。
がんばっていれば、いいことがある!