冬期講習-9

計画通りに進む計画はない。

想定外の事態は、常にやってくる。

覚悟ができているから、慌てることもない。

なるようにしかならないことは、なるようにしかならない。

 

昔は思い通りにいかないことに、猛烈にストレスがたまった。

なるようにしかならないことも、思うようにしようとした。

傲慢だったのだと思う。

自信過剰だったのだろう。

いまでもその気配は色濃い。

 

もうすぐ冬期講習が終わる、と思いつつ、

まだ終わらない、あと数日でなんとかできることはたくさんある、と考えている。

あきらめを知らぬ塾屋として、もがき、あがき、のたうちまわる時間はまだある。

さらりさらさらさわやかに過ごす講習を夢見ていたわけではない。そんなものはこの世に存在しない。あきらめきれない妄執の鬼と化して、あと3日、務めを果たそう。

明日も、生徒らによい風がふきますように。

Tomorrow is another day!