気がつけば、もう23:25

撤収!と声をかけたものの、ちょっと時間が遅すぎる。

中3のみなさん、許したまえ。

英検3級、準2級、2級とおまけに高校初級の数学を、マルチタスク処理しようとすると、村上の老朽化したCPUでは、この時間までずれこんでしまう。

もうちょっと洗練されたあり方を考えます、ごめん。
いや、呉高専まではあと三日しかないから、これくらいでいいって言う人もいるかもしれないけれど、それとこれとは別の話なのだよ。

そう言えば、自習に来ていた中1に、彼らが言ったそうな。

「志望校はどこ?誠之館?何だよ、おまえ、どうしてトップの附属を狙わないんだ。まだ、中1だろう、今から2年間、死ぬ気でやれば受かるよ。目指せ、附属!!」

アドバイスを受けた中1の保護者経由で、村上の耳に届いた。ちょっと感動した。
おそらく、いろんな反省や思いのこもった後輩へのアドバイスだったのだろう。
時間がたっぷりあって、その気になって勉強したら、たぶん、たいがいのことはマスターできるのだ、という正論を実感をもって語ってくれたことを彼らに感謝したい、と思った。塾屋が100回語るより、先輩が1回語る方がはるかに真実味があるに違いない。

「死ぬ気でやれ」というのは乱暴な表現だけれど、ひょっとしたら、村上が使っているのかもしれない。無意識に言っているような気がする。

表現はともかく、辛くてもチャレンジする精神が脈々と受け継がれていく塾に少しずつなってきたのだ、と思いたい。時に派手に失敗し、どうしようもなく悲嘆にくれて、何も手につかないときすらたしかにある。しかし、その痛みに耐え、失敗を糧とし、再び敗者復活戦をいどむたくましい生き方を、塾のスタイルにすることができつつあるような気がする。大げさなキャッチフレーズを掲げているわけではない。日々のひとつひとつの営みの中に、自然と備わるスタイルとして定着してきていればいいなぁ。

いや、願望としてではなく、あるべき姿として、もっと追究していこう。



小6あらため新中1準備クラスは、疑問文、否定文、累乗がでてきたところで、見事に座礁。まぁ、そりゃそうだわな。何も知らないんだから。今度、丁寧にやろう。

中2は二次関数の文章題で墜落。なんやねん。もっとしっかり考えんかい。

とまぁ、きょうも色々あった。

穏やかならざる日々が、重圧のもと過ぎてゆく。

どんな時もさわやかにふるまいたいと思いつつ、対極に振れてしまうことが多い。