「理科100%キターーーーー」と少年は書いた。

小6も中3も附属の過去問演習がたけなわである。

毎回、個人別の成績申告用紙には子どもらの反省が手短に記載されている。

きょうの小6の過去問演習では、理科で満点をとった子がふたりいたのだが、一人の子が、「理科100%キター」と記していた。

たぶん、無茶苦茶うれしかったのだろう。

文字面から、雄叫びが聞こえてくる。

運や偶然ではなく、10月から延々と個別特訓してきた成果が実を結んだのだと考えたい。

一度や二度、失敗したからと言って悲観することはない。同様に、一度や二度、よい成績をとったからと言って楽観することもできない。

だが、確実に自分がステップアップしている実感と喜びがなければ、意欲も湧かず張り合いもない。

きょうは、そこそこ無理をしながら頑張ってきた子らが、どの子もよい数字を残してくれた。

 

「今回の過去問演習は、みなよく頑張った。きょうは胸を張って帰ってよろしい」と総評を述べて小6の演習をお開きにした。

 

さて、しかし、私たちの冒険旅行はまだまだ続く。

この先どんなドラマがまっているのやら。