実は夕方、

 「先生、電話がかけられません」と小4の子どもが、授業中に絶対に邪魔するな、というルールを犯して、直訴する。「なにぃ!」とか、むかっ腹をたてながら、受話器をとると「話し中」、受話器を置いても「話し中」。ターミナルアダプタ(TA)をみると、「回線異常」の表示。「あちゃー!」と思って、携帯からNTTの113へコール。「ただいま回線がこみあっていて、、、」「まったくう、俺は授業中なんだよぅ」と思いつつ、リダイアル。こんどは一発でヒット。担当のK氏に手短に事情を話すと、後ほどかけなおします云々。その間、荒れた気分で授業。かかってきた電話、申し訳なさそうに「やはり回線異常のようです」。外の回線か、内の回線か不明、とにかく修理は翌日になる、というK氏。例によって、待てない、子どもの送り迎えに絶対必要だから、今日中になんとか、と拝み倒すと、OK。休憩時間に、修理がくるまでに、机周りを片付けて置こうと、電話機周辺を整理していると、ふと、電話の「話し中」が消えているような気がして、受話器をとる。あにはからんや!正常。TAのディスプレイをみても、正常。「直したぞ!」(この場合、勝手に直ったのであって、僕が何か積極的な役割を果たしたわけではないが)と叫んで、再び113へコール。修理依頼を撤回。担当がちがっていたので、K氏に伝言。「ははははっ」と意味もなく高笑い。しばらくして、K氏から電話。お騒がせしたことを陳謝し、協力を感謝、すると、事務的でありながら、ともに喜んでいる気持ちを十分に伝えるあたたかい応答、NTTのクレーム担当係の力量の高さに敬服した次第。いつものように、結果オーライですますつもりだけれど、ひょっとして、電話がつながらなかったみなさん、どうもスミマセンデシタ。以上の出来事がありました。お詫びにかえて、ご報告しておきます。