中2

 多角形の角・三角形の合同の復習をとどめのつもりで演習。結果はすこぶる良好。直角三角形の証明は、いまひとつであった。次回も要復習である。
「先生、見て見て、すごい頑張ったじゃろう」と、中間試験の答案用紙を見せにくる。90点台と80点台。ざっと目を通すと、彼女によくあるケアレスミスがほとんどない。答案に注ぎ込んだほとばしるエネルギーが、くっきりとした答案の文字に見事にあらわれている。無論、拍手喝采、心から称賛を惜しまなかった。生徒自身が自ら走り出したときほど、教えるものが喜びを感じるときはない。わかる楽しさ、解ける自信を、どうやって生徒自身につかませるか、たぶん劇的な演出とは最も遠い地道な取り組みの中にしか、その契機はうまれないだろう。「私は理科99点だった」日頃おとなしい生徒もはにかみながら口にする。OK。みんな立派に成長している。がんばっていればいいことがあるから、とにかく、くじけず、がむばるのだよ。