市立高校の方の訪問

 率直な意見交換ができたと思う。お話をする前、僕の念頭にあったのは、京都府立堀川高校の改革。「堀川の奇跡」に続く「福山の奇跡」があってもいいんじゃないの、と、無責任に考えていた。
 現状の問題点を冷静に把握され、公立高校の限界、市立福山高校の置かれた状況を的確に語るお話に触発され、僕が日頃感じていた事柄を包み隠さずお話した。ずいぶん、失礼な発言もあったかもしれない。
 「学校の価値は、生徒とそれに関わる教員の信頼関係が100%である」というお言葉に共鳴した。深く、重く、僕個人の問題として。