午後

 小学生は、漢字検定の過去問演習。6年生の受験はこの夏まで。秋以降はしない。受験が終わってまたしましょう。ひとりじゃ取り組みにくい勉強もみんなでやれば、やり切れる。
 中3はテキストの仕上がったところから、確認テスト演習。平凡な問題でミスった生徒が、例によって、そのぬるい姿勢を強く批判される。二回、三回、と繰り返すうちに、求められるべき集中力の発揮の仕方を身につけていくのが手に取るように分かるのだけれど、その過程のもどかしさに、脳の血管がプッツンしそう。焦ってはならないけれど、到達するべき水準を明確に示してやらないと、彼らは壁を乗り越えられない。いや、そもそも乗り越えようとする意志のなんと希薄なこと。集中演習で何度もアタックする中で、初めて自分の殻を破るコツを見つけ、わずかだけれど確かな一歩をしるして進んでいる。持続すること、その歩みを止めないこと、継続し続けることに成功すれば、必ず飛躍できる。