ついに終了

 最後の生徒は、高2、数学的帰納法。学校の先生の解き方を踏襲しないで、教科書どおりやると、思いっきり叱責される、、、、というエピソードを軽くステップでかわして、こだわらずに、言われたとおりやりましょう、とまとめた。どっちでもいいものをいちいちこだわることに意味はない、と思った。

 想定される最悪の事態から目を反らしてはならない。受け入れがたい現実を、いずれ受け入れなければならないときが来るかもしれない。できれば、来ないことを願いたいし、来ないように努力しているが、それでも、来るときは来る。
 やるべきことをやって来てしまったのなら、素直に受け入れられるはず。人智を超えたところで定められたものならどうしようもない。
 やるべきことをやっていれば、必ず結果は出る。受験生が信じなければならないのはそれだけだ。それ以上のことは、親や塾屋が考えればよい。心静かに、がんばるのだよ。