気象予報士はいらない、天気図に高気圧ひとつ

と言いつつ、昨日は突然のにわか雨に濡れた。きょうは穏やかな日和が乱れそうな気配はない。

11月から、一部時間割を改訂し、入試直前シフトに移行します。11時まで延長した時間割の弊害が大きくなりすぎたので、午後10時過ぎには授業が終了するように時間割を組み替えました。また、小6のクラスを三つのチームに分けて演習をおこなってきましたが、授業も三つに分割してより緻密な指導を行います。詳しくは、きょうから配布するプリントをご覧ください。

年度途中に時間割を変更するのは初めてのことですが、前例にとらわれず、状況に応じて柔軟に対処していきたいと思います。変化が常に好ましい結果ばかりをもたらすとは限りませんが、問題の所在が明らかであるにもかかわらず、無為に手をこまねくことは許されない、と考えました。よりましな対策をとるべき時を失してはならない、という強い思いで、11月から時間割を修正し、ラストスパートをかけます。生徒、保護者の方々のご理解を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

冬期講習の時間割原案もほぼできあがりました。今週一週間寝かせて、来週明けから配布いたします。今年は12月24・25日をお休みするので、12月31日はフルタイムで、1月1日は午後から講習を組みました。二学期の終業式、三学期の始業式については、調べられる範囲で調べましたが、一部未確認の学校もあるので、もし、他の学校とおおきくずれる場合には、お手数ですが、メール等でご連絡ください。極力配慮いたします。

英検の昨日の自己採点結果を昨日のブログに載せるつもりだったのに、失念していました。

4級→飛び級して中2在籍中の中1生8名中5名合格確実で、1名微妙、2名不明でした。40点ちょうどで「微妙」判定だった子は、中高一貫生だったので、手厳しい批評をしました。圧倒的に恵まれた環境で学習しているにもかかわらず、半端な学習しかしていないツケがまわってきたのではないか、という趣旨の僕の言葉が彼の心にどこまで届いたか。今後の様子を見守りたい。1年生なのに、という言い訳をどこかでしていたのでしょうね。いまだかつてそんなことを口にした先輩は誰もいなかったのだから、深く反省してもらいたい。
 残念なことに、中2生で二回目の失敗を出した生徒がいた。よく言えば素直・従順、しかし、主体性に欠け、内発的な意志が極めて希薄。言語認識力がいまだ脆弱で、努力していないわけではないけれど、言葉を覚えることに途方もない時間とエネルギーを要するタイプ。一度気になって、例えば、みんなでトランプをするとき、ルールを覚えるのに苦労したことがあるかどうか聞いてみたら、ふさいだ表情で「あまり覚えられない」という回答。ふーむ、根が深そうね、まぁ、大人になったら関係ないから、と言っておいた。厄介に思える事柄も、年齢とともに更新する認識力で十分カバーできるであろう。ただここ数年、大学入試までは苦労の連続になる可能性大。しょせん程度問題と割り切ればみんな同じ。とにかく、辛抱強くやること。
3級→リターンマッチの生徒が二人合格確実。次の1月は準2級をパスして、6月にチャレンジすると告げた。前回合格しておかしくなかった子たちだから、無理をさせてもよかったのだけれど、英語ばっかりやってるわけにもいかない。数学も結構たいへんで、色々問題を抱えている。理科も電流と発熱のところは怪しいところがたくさんある。で、先送りに決定。ひとまず、3級合格おめでとう。
準2級→中3男子で1名失敗。完璧な力負け。単語も語法もリスニングも修行しなおすしかない。いや、むしろ、よくぞ、チャレンジできるところまで伸びてきたものだ、と誉めてやりたいくらい。何せ、中1のときは、たった20個の単語を暗記するのに、3時間以上かかっていた子なのだから。毎回毎回再テストの嵐の中で、くじけることもなく、くさることもなく、よく続けてきた。極端にプレッシャーに弱いタイプの子で、緊張すると言葉が何も出てこなくなることもよくあった。次第に減ってきたけれどね。しかし、これから2ヶ月、志望校を最終的にどう絞り込むか、慎重に見極めよう。合格すればよい、というものでもない。三年間を有意義に過ごすためには、それなりの適性がそなわっているかどうか、、、

きょうの自己採点結果は明日。

きょうも厳しい風が吹き荒れた。
子どもたちの成長に追い風になれ、と願う。