今夜は速攻で帰宅

娘 「今晩、英作文みてくれる?」
村上「ああ起きていたらね」(うゎぁ、またあれかぁ)
娘 「えええっ、中間試験の前の晩なら見てやるってこの前言ったじゃない」
村上「そんなこと言ったっけ、いくつあるの」(やばい、なんか約束してたっけ)
娘 「...40個くらい」
村上「えええっ、何でそんなにためるんだ」(おいおい1時間はかかるなぁ)
娘 「だから、この前言ったのに、『前の日じゃなきゃやる気がおきない』って言うから、、、」
村上「わかった、わかった、じゃぁ、今晩ね」(はぁぁ、しょうがねぇなぁ)
娘 「お早い、お帰りを」
村上「それはLECの生徒次第だよ、誰かが質問もってきたら」(確率的に今夜はそんなにもめないはず)
娘 「私だって生徒でしょ」
村上「君はここにいて、僕は必ずここへ帰ってくる。彼らは、塾から自宅へ帰らなければならない」(これって理屈になっていないけれど、まぁいいか)

中間試験中の娘は昨夜ほぼ徹夜15時間学習(2時間ほど仮眠したそうな)したくせに、すこぶる意気軒昂だった。たぶん、きょうの試験がうまくいったのだろう。余勢を駆って怠惰な父親をどうやっても有効利用しようといつになく食い下がった。逃げ切れない村上は観念して英作文の添削をすることを約束した。だから、これから帰って、たぶん、罵詈雑言の暴風をリビングに巻き起こす。
「何だこれ、英語になっていない!」
「本気で書いた?デタラメじゃん」

地には平和を。
父には安眠を。