山あり谷あり、賢くなり

小4
「それって制服に下駄履いて学校へ行くようなものでしょう」と、うっかり思いつきで下手な説明をしてしまうと、生徒から、下駄を履いたことがない、とか、下駄って何?と反応があって、話が頓挫してしまった。そうした子どもらを一足飛びに生活経験の不足、と比喩のまずさを棚上げして批判したら、たぶん塾屋の傲慢さが笑われるだけだろう。生活様式の変容を考えれば、生徒たちの反応はすこぶる当たり前のことのように思われる。もっと、上手な説明をしましょう。それにしても漢字の居残りが続く、ここが正念場、もうすぐ一巡するから、二巡目に入ると楽だよ。ファイト!

小6
適性検査対策。
この春の試験結果の反省に基づいて、いきなり過去問から演習を開始し、帰納的な演習をすすめた。原理原則にしたがって由緒正しくやる暇があったら、傾向に慣れて具体的な対策を集積するべきだと考えた。
数理系の問題が生命線になる、と思っていたら、その前に、

中3
やさしい基礎基本のテストで、いかにミスをなくすか、というテーマを掲げて英語・数学の演習をはじめた。一朝一夕に効果は生まれない。地道に継続するしかない。「おおむね良好」じゃぁ満足できない。
心配の種は理科-物理分野。1年生の範囲が怪しい奴が多い。この時期、何がわかっていていて、何がわかっていないか、はっきりすることが収穫にはなるんだけど、おい、そんなに難しいもんじゃぁねぇぞ。何ビビってんだ、しっかりしろ、と、言っておきたい。

中1J
たんたんとよくやっている。この雰囲気は悪くない。しかし、雰囲気と実力の錬成は別のもの。厳しい局面に立たされて初めて鍛えられる力というのものがあって、マイペースでいつもやってよいわけではない。例えば、一昨年試みて成功したように、思い切って、十月に英検三級・四級のダブル受験とかやってみてもいいかもしれない。それぐらいの姿勢と気持ちでチャレンジする気持ちを養っていけば、高校入試のプレッシャーにも打ち克てるはずだ。頭の隅に、凍てつくような寒さに震えながら入学試験の朝を迎える日のことをいつもイメージしておこう、たとえうだるような猛暑にあえぐ毎日であっても。

高校中級
なんとか分数列あたりまで来た。明日は漸化式、数学的帰納法を攻略するつもり。おもろいところ、わかりにくいところ、モノにすればおいしいところ。山あり、谷あり、賢くなり、とまとめたいのだが、はてさて。

小学生用の夏休み図書を買い足した。
早く来い、来い、楽しい本!