講習まっさかり

小5
 漢字テストで苦戦するのは仕方ない、織り込み済みのことだ。音をあげずにしぶとくやってください。それを当たり前のこととして受け入れられる子は楽に学び、当たり前のことには思えず、とほうもない苦役としてしか受け止められない子は、のたうちまわるほど苦労することになる。それは仕方のないことだし、その対処法を合理的に進められる子もいれば、とにかくだらだらやってしまう子もいる。
得手不得手は誰にもあることだから、漢字が不得手な子は、人の二倍も三倍も練習する必要がある。本人がどう思っていようと、客観的な数字が結果として出てこなければ、それなりの演習をする必要が生まれる。

分数の足し算引き算は慣れだから、丁寧に仕上げる姿勢をもっと強くもつこと。ガチャガチャ余裕のない式変形を繰り返す人はミスがなくならない。落ち着いて、とにかく、落ち着いてやること。

小6
 午前中の演習を昨日から四教科の連続試験に切り替えた。復習して、的確に弱点をあぶり出し、ひとつひとつつぶしていってくれ。

中2
 新しいことは全部封印して、ひたすら1学期の復習に専念している。これほど基礎基本に特化した講習会も珍しい。必要性に応じて内容を絞り込んだにすぎないが、それでも、オーバーワークの気配が漂う。再テストになる子が多すぎる。