たて続けに二本、動画をみて涙腺がゆるんだ。テーマは子育て。
一本目
Cuenta conmigo - Anuncio McDonald's 2013 ...
子どもの成長を喜び愛おしむ気持ちに国境はないんだなぁ、と。
蛇足めいた感想
資本主義社会の商業コマーシャルが、人々の普遍的な心情に訴えるのはごく当然のことで、だからこそ、こうしたすぐれたCMは、言葉を超えて人々に強い訴求力を発揮する。
商品とCMのイメージがどこまで重なるのか、人それぞれだけれど、こうした物語性の豊かな動画は、動画そのものが独り立ちし、コマーシャリズムが極端に低下する。宣伝臭が限りなく極小化された結果、純粋な感動だけが残るのだろう、たぶん、CM製作者側のソフト・イメージ戦略なんだろう。
村上はマックにもフォルクスワーゲンにもほぼ無縁のところにいる。このCMで好感をもったという気もしない。しかし、すくなくとも反感ももたない。それがアドバンテージになるのが、高度情報社会ということか。