大型連休って少しひっかかるんですけど

 いえいえ、ごく個人的な感想にすぎないので、深い意味はありません。

 NHKのアナウンサーが、「ゴールデンウィーク」とは決して呼称せず、頑なに「大型連休」と言うのには、それなりの理由がある、って聞きました。なんだか、ぱっとしない理由だったので覚えていません。ただ、中型や小型の連休はとんと耳にしないのに、「大型連休」という言葉ばかりがまかり通るのもなぁ、という程度の疑問です。

 

 それは、さておき、

 LEC進学教室は、

5月の 3,4,5,6,日を お休みにします。

 

 授業はありません。例によって、ファックスも電話も通じません。メールはチェックしますが、返信できるかどうかわかりません。あしからず、ご了承ください。

 何かありましたら、5月2日か7日にお願いいたします。

 

 実は、入退室のメール確認システムが、14日からダウンしていました。18日に生徒・保護者、複数の方のご指摘で初めて気づきました。それから復旧までに6日かかりました。この間、多大なご迷惑をおかけしましたこと、生徒・保護者の皆様に謹んでお詫び申し上げます。

 そもそも有線でモデムにつなぐべきものをカードリーダーの設置場所の関係から、無線LANで飛ばしていました。しかし、懸念されたトラブルもなく、11、12、13日の3日間は、問題なく機能していました。なぜ14日から機能停止が起こったのかいまだにわかりません。19日、有線にきりかえて試してみましたがダメでした。配給元の教材会社の担当の方とあれこれ試行錯誤しましたが功を奏しません。20、21、22、23日と製造元から代替機が送られてくるのをむなしく待っていました。昨日、代替機に取り換える前に、もう一度最初から設定しなおし、ケーブルを交換したり、プラグをさしなおしたり、原始的な作業を二度三度確認しながらいじっていると、「あれれ、何これ、機能しているじゃないの」。

 有線なら使える!ということで、昨日から使用再開、という運びになりました。元通りの位置にカードリーダーを戻すために20mのLANケーブルを注文しましたが、さすがに、そんな長いケーブルを使うのはあまりに非合理。しかし、本来05教室入口にあるべきものを02教室の本棚におくことも不合理。もう一度無線LANにトライするべきだけれども、システム自体が不安定になるなら元も子もない。

 よくあるジレンマで、多少の不便は我慢しても機能的に安定する方法を採用するのが現実的な選択。入退室のメールが飛ばないんじゃ、まったく意味がない。当面、無線で安全確実につかえるようになるまで有線でがまんします。いまどき無線LANを組めないネット機器が大手をふって跋扈している方がおかしい。いずれ仕様そのものが変わることは間違いないでしょう。それまでの過渡期、使用者側が運用でカバーするしかないんでしょうね。

 しかし、わかんないことばっかり、どうして13日まで何の問題もなかったものが、14日からアウトになったのか、何が原因だったのか、、、うーん、悔しい、なぜだ?

 まぁ何か新しいシステムを導入すると初期段階でいろいろ不都合が出てくるのはあたりまえ、思惑通りにものごとが完全に運ぶなんてことは絶対ない、むしろ思いもしなかったエラーや初期不良を修正する過程を経て、システム全体が環境に調和し望ましい形で発展をはじめる。子どもが新しい学校に入って、あれこれあるのと同じことだと思えば、、、、

 とか、なんとか、ともかく、申し訳ありませんでした。また、変調をきたしたらすぐにご一報ください。こんどはもっと短期間に修正できます。いや、そんなことはあってはならないのですが、ひょっとして、また何かあったときは、よろしくお願いいたします。

 

 学校関係者の方から、「塾はいいですね、勉強だけ教えていればいいから」って「それって確実に皮肉でしょう」って言いかえしたくなる感じでお言葉を頂戴することがたまにある。説得力のある反論をするには、場と相手が要件を満たさないとできないので、たいがいは、「はははは、そうですかぁ」と受け流す。

 もちろん、学校の先生方が途方もなくつまらない雑務に追われていることは、小規模小学校で、無茶苦茶な量の仕事を背負い込んでのたうちまわっていた姉の吐き出す不平不満罵詈雑言で、じゅうぶん承知している。だから、半分は真実だろうなぁ、と思う。しかし、全面肯定することはできない。

 今、ここで指摘しておきたいのは、一般論として、どんな職種にもその職種特有の苦労はあって、そんなに他の職種と簡単に比較できるものではない、ということだ。「そんなにいいならやってみれば」と言ったりしたら、もうおしまいだけれど、いいとか悪いとか何を基準にしているのか、世の中にそんなに楽な仕事なんかあるわけがないのに、自分ばかり一方的に不利益を被っているかのような自己憐憫的感情は建設的な発想は生まないだろう。そういう奴は何をやっても、「○○はいいですね」と繰り返すにちがいない。

 適職に従事している人からは、そうした比較はでてこないだろう。それよりも、どうやったらもっとうまく仕事ができるか、そればかり考えるだろう。もっと自分にはふさわしい仕事がある、と思うのなら転職すればいい。他人におべんちゃらを言いつつ、羨みつつ、しかし、どこかで蔑みつつ、発展性のない思考で結局自己慰撫にひたるのはもったいないことだ。人生は有限なのだから。

 

 ということで、愚痴をこぼす前に、もっとちゃんと仕事をしよう。自戒をこめてそう思う。もうきょうもあと16時間も残っていないぜ。