きょうはヘトヘトの一日だった。

目覚めると扁桃腺が腫れていた。一日、全身倦怠と微熱になやまされた。
「先生、顔があかいよ」と生徒に指摘された。
どう、返事をしたのか、覚えていない。とにかく、休憩をきちんととって奥の部屋で小刻みに寝た。7,8分の休憩時間に、イビキをかいて寝ていた。コーヒーは4杯飲んだ。ドリンクも一本。非常時とは思わなかった。こんなこともあるだろう、ぐらいにしか考えなかったが、一日終わってみると、よくまぁ、、、である。いや、毎年のこと、いつものこと。

そう言えば、昼休みに、Kさんが訪ねてきてくれた。小学生が、差し入れに歓喜していた。ありがとうね。神戸の学生生活の一端をうかがった。楽しい歓談だった。教え子たちはみなぐんぐん成長している。村上ひとり老け込むわけにもいかない。あの溌剌とした弾けるような精神性を見習いたい。何をやるにしても、まず気持ちだ。


小6は着実にステップアップする子たちとそうでない子たちの差が甚だしい。きょうブレイクスルーをした人たちは、運や偶然ではない。必然的な努力の結果である。
きょう大失敗した人たちも、運や偶然ではない。取り組み方の甘さ、ゆるさが、大敗を招いたのだ。悔しさを深くかみしめること。そこから出発しない限り、かならず同じ過ちをおかす。

小5の連続試験は初の試みであったけれど、よい収穫がいろいろあった。頑張っていればいいことがある、という実感は何物にも代えがたい。今後、強力な精神的支柱になるであろう。毎回、席順を決め直すという荒業も、切磋琢磨する劇場的装置として、有効に機能しているように思う。

中3は私立の過去問を演習した。ほぼ想定内の結果がでた。精度を高めていけば問題ない。

英検対策も今年度初の試みである。これまで組織的に取り組んでこなかったことが悔やまれるほど、いい効果を出している。もちろん、惨状に沈む子もいるのだけれど、、、、やってみて初めてわかることであった。


きょう一番うれしかったのは、男子用トイレがやっとまともになってきたことだ。
小学生男子一般がトイレを使うと、シャワーのように右に左にふりまいて後始末がたいへんだった。業を煮やして教育的指導をおこなった。

「いいか、まず、目標をしっかり確認する。そして本体をしっかり握って、目標をロックオンする。それから秒読みだ。3.2.1 発射!! そうすれば、目標をはずすことはない。わかったか!!」

効果てきめん。毎日毎日「お掃除シート」でふきとっていた床に、一滴のはずれもない。
正しい方法を、効果的に教えることができた。
算数や理科もこういう具合にいかないものかしら(笑)