1年なんてあっという間じゃないか

午前8:40
スケジュールどおり、小6・中3の演習がスタート。
外は快晴、南よりの微風、走行する車の数はいつもより少ない。一年を回顧し、新しい一年を展望するには、まことにふさわしい日和であろう。激変した経済情勢、深まる経済危機を考えれば、皮肉なほど穏やかな朝と言ってもいい。
どんな朝であれ、人は希望をもって一日を始めるべきだ。論理的に不可避な危険が確実に存在しても、人は主体性を失ってはならない。別に、使命感をもちだすことはない。野心に走ることもない。人としてまっとうに人生を歩もうとする気持ちがあればいい。
できることしかできない。きちんとした自己認識と明確な戦略目標があれば、できることは自ずと限られてくる。同じやるなら、楽しんでやればよい。不機嫌に過ごすことで失うものより、快活にふるまうことで得るものを考えよう、まぁ、恐ろしいほどの自己統制力が必要だけどね。
さて、では、Stand by to raise the anchor!

午後1:40
「過去問、スタート」。少年が含羞をふくみつつも毅然とした声をあげると、小6の子たちはいっせいに過去問演習に入った。休憩時間にみせる幼稚で野蛮な態度は微塵もない。まったく見事な気合に感嘆しているのは、残念なことに僕一人。まぁいい、いずれ結果で広く認知されることになるだろう。
中3はきょうも和気藹々、理科の総復習。前日に倣ってテキストの解説は軽く切り上げ、波状的な小テスト演習に入った。昨日は全7回、総設問数153問を数えた。1分野の復習で計算問題を含むことを考えると、きょうは100問が限界だろうね。様子をみながらじっくりすすめよう。
05には生徒2人、左右にならんで黙々と頑張っている。そこだけ時間がとまっていると勘違いする人がいてもおかしくないだろう。

午後3:50
中3は口語文法演習。活用の種類と形。彼らが何も知らないことに驚いた。しかし、10分ほどの講義と練習で必要にして十分な理解をしたことには驚かなかった。しかし、小テストのロースコアには驚いた。「理解した」と軽々しく口にしてはいけない、という典型的な見本。

午後5:05
小6は早めに上がってもらった。「大掃除だ」。
中3は予定どおり。訳あって笑い疲れて帰っていった。

午後7:50
文字通り2008年最後の授業が始まった。終わりの始まり。
センター英語対策。9割得点を目指す。

明日は、午前中OFF。
午後1時からスタートします。
受験生のご家庭の皆様、野暮なスケジュールを堪忍してください。
「元旦ぐらい、、、」と思うところもないわけではないのですが、今年は休みをとる勇気がありませんでした。ごめんなさい。

では、よいお年を。