冬期講習-10

小学4年生

 漢検4級にチャレンジする3人は、間違いなく合格圏内にはいった。驕らず地道に励もう。植木算・方陣算・年齢算を考え抜く力を養いたい。安易なパターン学習にはまらないように、定型は便利だが、便利だからこそ考える力を削ぐ。チリチリする心をねじ伏せて考え抜く姿勢をみにつけよう。「速く」なくてよい「丁寧に」やろう。

 

小学5年生

 「考える」「思考する」訓練が続く。

図の描き方ひとつで、隠された二等辺三角形があぶりだされることを彼らはまだ知らない。

グラフをかくことで、何を求めればよいか、見えてくることも彼らはまだ知らない。   線分図で大小関係を明らかにするだけで、割合の解き方がみえてくることも知らない。 あれも知らない。これも知らない。伸びしろだらけだ。これからが楽しみだ。この冬流した涙は、必ず近い将来、喜びの種になる。

 

小学6年生

 ここへきて成長著しい。

 秋から冬にかけての停滞感が払拭されつつある。

 とにかく、隙をつくらず、愚直に基礎基本の完成をめざそう。

 

中学1年生

 連立方程式の文章題も鎧袖一触に片づけて、一次関数に早く入ろう。夏までには、中2の数学をしあげたい。英語も今回準2級に合格者がでるだろう。3級・4級のチャレンジャーたちもいい感じになってきている。強気でどんどんいこう。

中学2年生

 A

 連立方程式の文章題、一次関数の応用、三角形の合同の証明。課題はいっぱいある。焦らず地道に復習しよう。英語も、助動詞、不定詞、動名詞、比較。やり足りない単元だらけだ。気合と根性で乗り切ろう。

 B

 二次方程式の文章題もほぼ完成。xの二乗に比例する関数に入ろう。座表面上図形の問題が君たちを待っている。

 英語は微妙。準2級取得者が次回2級にチャレンジできるか、といえば、うーんと唸る。今回、準2級チャレンジャーたちが、うまくいくかと問われれば、うーんうーんと呻く。休み明けからの10日間はハイプレスをかけて、英語力を強化することになる。

 

中学3年生

 粛々と入試準備に勤しむだけだ。自分が何がわかっていて、何がわかっていないのかはっきりさせ、わかっていないことを基本にもどってやり直すだけだ。自分をごまかさないように、わかった気になって、チェックを甘くしないように。謙虚に冷静に時間をかけて真の実力を見つめ直してくれ。

 

中学生は、明日、学力テストで冬期講習の成果が問われる。

いい点を取ろうと意気込むと空回りする。自分のいちばんよいものを発揮しよう、と考えてほしい。ないものは出せない。持っているもので、一番良いものをだせばよい。気負わず、淡々と試験を受けてほしい。普通にやれば、必ずうまくいく。

 

 

祈るような気持ちで、君たちの結果を待つ。