昨日報告した中学入試合格のお話。おまけがあった。
合格した生徒のお宅に合格した私立中学校からお電話があった由。
「たいへんよい成績で一番だった」そうな。
彼女がひとりの時、淡々と、そーっと村上に報告してくれた。
「そうなの。よかったじゃないの」
と、村上もふつうに言葉をかえした。
それだけでは足りないような気がしたので、ご褒美の合格鉛筆をもう一本渡した。
この時期、油断してはならない。隙をつくってはならない。しかし、喜ぶべきことは喜ぼう。
もうひとり、少年との会話。やはり彼ひとりの時、小さな声で、
少年「受かりました」ぼそっと。
村上「おめでとう!」つられて、ぼそっと。
少年「それだけです」もっと、ぼそっと。
クールな雰囲気に、合格鉛筆すら渡し忘れた。今度、忘れずにわたそう。
明日受験する中3の子らの最終調整もうまくいった。
直前までガタガタ落ち着かない少年がいたけれど、なんとかなった。
もうすでに村上のすることはない。
あとは自力でやり抜くしかない。
でも、大丈夫。みんなうまくいく。データが証明している。
もちろん、データ通りにいかないこともある。
受けてみなければわからない。
過信はできない。
しかし、信頼はできる。
あの子たちに失敗はない。
新年度の案内の脱稿まであと二日。
骨格ができあがった。
土曜日の夜頑張れば、15日には完成稿をプリントアウトできるだろう。
あとひと踏ん張り。