きょうも めでたい めでたい

日和のよい午後、高校生の入塾試験の講評を済ませ、中学生の入塾手続きをおこなってひと段落したとき、長い間お世話になってきたTさん母娘登場、きょう最初の合格報告。村上の力不足で高校一年までしかお世話できなかったけれど、「これで終わりました」と朗らかに語るお母様のすっきり感が微笑ましかった。万事、すこぶる思案される方だったので、娘さんの受験に関して相当悩まれたことだろう、と拝察した。「先生、ブログを書かれていないから、相当お疲れなんだろうなぁ、と思いまして」とのお言葉には、深く反省。気まぐれとずぼらな性格が制御できなくなっていただけです。すみません。心を入れかえて、情報発信に努めます。

さて、きょうの合格報告。報告のあった順ね。

九州大学(工) E君。

 「8年間お世話になりました」の言葉が実に印象的だった。野球少年が立派になったこと。「これからスタートなんで」と彼もまた謙虚に将来を見据えて浮かれたところがない。その言やよし。

山口大学(工) A君。

 「ネットがなかなかつながんなくて、メチャメチャ緊張しました」と、初々しく語るサッカー少年のこれまた立派になったこと。いつも03教室の片隅で黙々と励んでいた後ろ姿が忘れられない。おめでとう!

 

横浜市立大学(国際) Fさん。

 「絶対ダメだって思ってたら受かってました」いやいや、中学入試の時も、高校入試のときもそう言ってたよね。小4からだから9年のお付き合いでした。長い間、どうもありがとう。

 

みんなよく頑張りました。

きょうは、ただ、合格を祝福するだけの一日だったような気がする。

で、おしまいにすると味気ないから、授業報告。

 

小5 

広大附属福山の願書のコピーを渡して、5年生から学校で気をつけなければならないことを話した。いつもはくだらないレスポンスをかえす子らが、妙に真剣に聞いていたのが新鮮だった。小数同士の掛け算を習った。すぐに習熟できないタイプの子は、しっかり復習してきてね。焦らないこと。習ってすぐに使いこなせるかどうかよりも、ここ一番で正確無比な計算力を発揮できるかどうかが重要なの。次の授業までに宿題を丁寧にやって完璧にマスターしてくれる方が嬉しい。

中2

新人一名を迎えて、フレッシュスタート。気がつけば、戻ってきた子もふたりいたりして定員いっぱい状態になっていた。英語はしつこく不定詞の練習。文法的な理解度はあとひとつ、英文の読み方はあとふたつ。とにかく、声に出すこと。抑揚を意識して発音すること。最初は誰でもどうしようもなく下手なところから出発する。それを恥ずかしがらないこと。

高校上級

あと1時間あれば、相当すごい授業になったはずなのに残念なところで時間切れ。もう少し工夫します。でも、習ったことは必ずその日のうちに復習して完璧にマスターしてください。一日、一日を妥協せずに完結させていくこと。気がつけば遥か高みに登っている自分に気づくはず。

 

では、また明日。