小6

 基礎力アップ演習を指名補習で始めた。年内に五、六回できる予定。初回は相当算に的を絞って演習した。次回は還元算の予定。結果はまずまず。のんびりと、間違いなおしも組み込みながらの演習。

 広大附属福山の解説は、楽しみながら解いた。一問誤読があって解説をやり直したのはみっともないことで、あってはならないことであった。楽しむのもたいがいにしないと、隙を作ってしまう。
 「どうしてこれが解けないんだぁ!」と詰問するより、「こうすれば必ず解けるんだぜ!」と言ってやった方が、子どもたちは気持ちよく学習できることはわかっているけれど、きょうみたいに余裕のあるときはいざ知らず、ふだんはなかなか難しい。作文演習も、良いところをすくい取ってやるべきで、「これじゃぁダメだ」と言われて嬉しい子どもはいない。
 子どものやることを、あれこれ批評するのは簡単だが、きちんと理解して良い所を認めてやるのは難しい。精神面の成長には時間がかかり、自覚にはもっと時間がかかることをわきまえて、あきらめることなく働きかけることは、もっと難しい。だからこそ、おもしろいし、取り組み甲斐もあるのだけれど。