今年もよろしくお願いします。

 小6の附属過去問演習は、はっきり両極分解の結果になった。クラス全体が上げ潮にあることは間違いないのだが、成長の個人差までコントロールするにはいたっていない。グングン伸びる子もいれば、ジリジリと這い上がる子もいる。合不合の結果が出るラインは、全員の遥か上にあるわけではない、この子たちのどこかに、ラインは引かれていて、この子たちが、合格者と不合格者に選別されていくのは間違いない。できれば、ラインを越えるに足る努力をしてきた子たちがきちんと評価される試験であってもらいたい。努力不足のものがはねられるのは当然であって、なんら同情に値しないけれど、けなげな取り組みで、素晴らしい成長をなしとげた子たちが、運悪く不合格になったときはいたたまれない、しかし、それはおこりうることだし、受け入れなければならないこの世のさだめであるけれど。