福山市立中受験

 午後4時ごろ、受験を終えた生徒が四人登場。
 ほとんど乱入と言ってよい勢いで、例年通りマシンガン・トーク炸裂!!

 「面接の先生が***だった」「いや、優しかった」「検査Ⅰは時間切れで最後まで行かなかった」「Aは、先生の指示通り最後からやったらしい」「あいつはおかしい」(笑)「検査Ⅱは、わがままな小5の子が、漢字なんか覚えなくていいと主張するひらがなばかりの作文を読んで、その子にたいする手紙文(300字)と、もうひとつが、福山の観光パンフレット作りで、資料を見て、120字、120字の解説文、と見出し12字」「福山のことなんか知らんしぃ」「私もぉ」「面接で、志望理由きかれなかった」「中高一貫校をどう思いますかってきかれた」「そこで志望理由を強引にくっつけて言った」「目線のことなんか、ぜんぜん忘れてキョロキョロばかりしてしまった」「面接官が女の人だったから、目をみて話しやすかった」「もうひとつ、人の役にいままでたったことはありますか、それを通して学んだことは何ですか、それを今後どう生かしていきたいですかってきかれた」「それから、面接官が文章を読んで答える問題で、児童会の目標が、”自分からすすんで挨拶をしよう”で、ある日、朝の計算練習中に来客があったから、挨拶をしたら、その人は会釈をして過ぎて行ったって内容についての意見発表だった」「私が最初に発表したら、続いてみんなが発表する、だから、もういっぺん私が発表したら、また、みんなが発表するって感じになって、、、なんか発表しているうちにわけわからんくなって、、、」「ぜんぜん、何も思いつかなくて、一回しか発表しなかったし、他にも誰もいわなくて、沈黙がずーっと続く感じで」「そこで発表すればよかったのにぃ」「でも、何も思いつかなくて、もぉ、ぜんぜんダメ」「うちともうひとりの人がいっぱい発表して、あとの二人は、何も発表してなかったよぅ」「僕は二回発表しました」「こいつ市立にいるときはべらべら喋るくせに塾に来るとおとなしい」「市立よりLECにいるときの方が緊張する」(爆笑)

 はい、お疲れ様でした。
 そう言えば、午後2時前後、小5の授業をしていると、訳もなく胸が苦しくなり、あえぐような重圧感で酸素不足に陥ったような錯覚にとらわれた。直感的に、まったく非科学的に、教え子らが面接で苦闘している波動が僕を拘束しているんだ、とカルト的妄想を抱いた。そこで閃いた。元気の出る曲を流して、テンションをあげよう、と。取り出したCDこそ、名こそ惜しめ、ポンキッキーズ・メロディ2の不朽の名曲「LET'S GO いいことあるさ」。5年生に笑われながら、ガンガンにかけて気分を盛り上げれば、あっという間に不可解な胸の重圧が雲散霧消。陰陽師が呪文で結界を張り、魑魅魍魎を追っ払ったような気分とあいなった。
 ということで、想定の範囲内の出題だったようです。
 明日は、8:30-5:00だからね。よろしく。