昨夜、11:10頃

 全業務を終えて、ドアをロックしようとしたそのとき、LECゴッドシスターこと、坂田さん(北里大学・獣医学部3年)登場。「おおおおぉ!元気ィ?」「はい、元気です」ということで、たまたま居合わせた娘も交えて三人で歓談。娘にとっては憧れの先輩そのもので、僕に対する眼差しとはまるっきり違う。無理もない。坂田さんは小学校6年の時、附属中の入試に単身自転車で出かけ、あっさり合格をかちとって帰宅したという伝説上の人物であり、ビリヤード部に属するカッコいいバリバリの女子大生であり、青森から東京まで在来線で13時間かけてもどり、そこから夜行バスで福山まで帰省するという圧倒的な行動力をもった年上の女性なのだから、しょぼくれたオヤジと同列であるはずがない。
 ワイワイがやがやと、深夜零時近くまでおしゃべりしてしまった。僕らが新婚当時ビリヤードにはまっていたことを娘が知って、「初めて聞いた」と親に対する不信感をまたひとつ募らせたのは、とんだ副産物であったけれど、楽しいひとときであった。坂田さん、寒さに負けず立派な獣医になってください。