雨上がり、どんよりとした空

新しい試み。03教室を小6男子・クマチームの専用室にした。置いたばかりの冷水器があって、休憩時間には利用できる。元気のありあまった子たちが、一番狭い教室に5人も集まると、それなりに管理しないと無法地帯と化す。バイタリティと無秩序のきわどい境界線上に、受験小僧の学習は成り立つ。何かしらのウキウキ感と、定められたルーティン・ワークの緊張をはらんだ均衡がLECなら成立する。そうして彼らは健やかに育つ、はずんなんだが、塾屋の思惑通りいくこともあれば、そうでないときもあるのは毎度のことで、今朝も「うるさい!」「授業の邪魔をするな!」とプチ爆発が何回か、03スタイルの完成までにはもう数日かかるだろう。完成が飛躍の始まりとなり、彼らの美しい跳躍がこの夏のLECを彩る、、、幻想としては申し分ないな、さて、はたして、どうなるものやら。

午後6時30分 雨は降り続く。梅雨らしい夕暮れ。学校帰りに寄った高校生が、自転車を置いて帰るというので、バスの時刻表をダウンロードして渡した。二項定理の証明問題がきょうの収穫であった。6年生ヤギチームが、明日の振り替えで集合。旅人算・通過算・流水算の速さ御三家問題。五年生で一通りの完成をみた単元だけれど、すっかり忘れていることだろう。なまじ教えたのだからできるはずだ、とか考えると墓穴を掘る。教えたけれど忘れていて当然だ、ぐらいに思っておくとちょうどよい。むしろ、教えたばっかりに混乱してしまっているのではないか、とすら考えておいたほうがよいかも。雨の日は悲観的になるのかしら。

ということで、たいへんくどいですけれど、明日はおやすみです。終日シャッターが降りていて、誰も塾を使用できません。勝手気ままに休日を過ごす予定です。あしからず。中1・中3のお休みした分は来週の学習時間を倍にすることで補います。

では、よろしく。