明日は広大附属福山中学入試

11:53
小6ヤギチームの最後の演習。差し入れのお煎餅やおかきを休憩時間に仲良く奪い合い(?)ながら、のんびり演習。悲壮感も切迫感もなく、淡々と最後の仕上げにいそしむ。
05では、高3F嬢が黙々と入試問題演習。02ではターナーが時折僕から厳しい叱責を受けながら、ガリガリと英作文特訓。少し上達してきたので、「ネオ・ターナー」と呼んだけれど、どうも気に入らないらしい。勝手にコロコロあだ名をつけられて喜ぶほど幼くない、ということだろう。それにしては、TIGERⅠこと窪田OB寄贈のコミック・マーケットのスタッフキャップをもらって目を輝かせていたなぁ。ふむ、あれは幼さの発露ではなくて、オタクの萌芽であったか(笑)

英検3級2次試験の対策を朝9時からおこなった。中1と中2の該当者が3名参加。まずまず上手に滑り出した。万に一つも失敗はないであろう。
中1が2名だけってのは正直言って淋しいことである。英検3級に失敗した中1の生徒たちが悪いのではなくて、指導した僕の方に問題があったのだから、他人事みたいな感想は慎むべきか。僕の悪い癖だ。よく叱られる。

14:19
最後の国語過去問演習、一行20字、バランスのとれた字体で作文している子らに成長をみる。内容は、まぁ、大丈夫でしょう。みんな自分のスタイルができあがっていて、名前がなくても読めば誰の文章かすぐにわかるほど個性的になった。印象的なエピソードを挟み込むのが上手な子もいれば、思慮深く考察を重ね、説得力のある結論に導くのが上手な子もいる。毎年思うのだけれど、ほんの半年ほどで、どの子も作文は見違えるように上達する。算数もそうなればいいんだが。


15:24
中学受験演習、最後の最後。理社60分の過去問演習開始。明るい午後、風はそれなり。室温21.5℃、湿度42%。4時から入塾案内があるので、教室を移動して02へ。
なんだかんだとよくやってきた。何度大声をあげて怒鳴ったか知れないけれど、健気によく耐え抜いてくれた、感謝。

16:44
遂に小6の彼らは行ってしまった。最後まで笑い転げながら、一片の緊張感もなく、、、「俺、附属は受かりそう」という不敵な言葉すら聞こえた。
まぁ、いい。とにかく2008年の中学受験指導が幕をおろした。あっという間であった。もう2009年を考え始めているのだから、これでよい。
終われば始まる。それが塾屋。


20:10
僕は05教室の下のような情景を畏敬の念をもって、もう8時間以上眺めている。
F嬢とS嬢のふたり。
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