メーデーって、ほとんど死語だと思う。

労働者の地位が向上したから、メーデーの意義が薄れたのか、それとも、労働運動がメーデーを活用できないほど、退潮傾向にあるのか、あるいは、もともとメーデーなんて何の意味もなかったのだから、あるべき姿に近づいたのか、どうなんでしょうね。

それはともかく、きょうは再テストのオン・パレードであった。小5の漢字・算数に始まり、小4の漢字・算数、中1の英語・数学なんてもうてんこ盛りで、「なにやってんの!」の12連発(?)
学習範囲が広がると、到達度の格差が広がって、どうしても余分にトレーニングしないといけない子が増える。そして、たいへん悲しいことに、余分にやらなければならない子は、宿題忘れが多い。だから、なおさら、余分に余分にやることになる。で、居残り再テストが、1回で終わらず、何回もやることになる。
学習姿勢がきちんと確立し、面倒なことも我慢してやり遂げるガッツが潤沢に備わっていない子には、我慢する習慣を身につけてもらわなければならないし、我慢できないことは恥ずかしいことだ自覚してもらわなければならない。なぁなぁでは結果は出せないから。
もちろん、快感原則に従って、楽しく愉快にやっていくのが一番であることはいうまでもない。しかし、漢字や単語の暗記トレーニング、基本的な計算のルールを習得するためのトレーニングは、原則的に反復演習である以上、集中力を持続させ辛抱強く取り組み続けるメンタリティを養うことが欠かせない。
小学生までにそうした学習姿勢ができあがっていれば、中学高校の6年間に、驚嘆すべき飛躍を遂げる時期がやってくる。しかし、そうでない場合、恐ろしく地を這うような学習が繰り返されることになる。
人それぞれでやっていくしかないけれど、自我がきっちり固まるまでに、人格の柱になる部分に、しぶとく粘り強く課題に取り組む精神性をもたせたい、と強く思う。


明日から、4日間、塾はお休みです。授業も事務もありません。
あらゆる連絡が取れません。
何かありましたら、5月6日の午後4時以降にお願いします。

では、よい休暇を。