なんだか、なんだか夏なんだ

猛暑らしい。
一日中教室の中にいるので、なかなか実感がわかないが、体力的にはきつい夏のようだ。
きょうは子どもが3人体調不調で授業を休んだ。そのうちふたりは授業中に不調を訴えて帰宅した。明日頑張ればぐっと楽になる小学生の時間割は、裏返せば、きょう明日がもっとも辛いということでもある。
なんとかしのいでもらいたいところだ。負けないしぶとさをもちたい。いや、耐え抜く持久力を養成するためにこそ講習会を活用してもらいたい、と思う。

とは言っても健康第一、健康を害してよい勉強はない。調子が悪いのに無理をする必要はない。
しかし、だからこそ、受験生は二重三重にセフティネットを張ってほしい。
早寝早起き、快食快眠快便、基本原則をふだん以上に順守して欲しい。
ゆっくり入浴、ぐっすり睡眠、このふたつで、大概の不調は防ぐことができるだろう。
「できる! やるぞ! かかって来い!」と自己暗示をかけることも忘れないでほしい。
(ただし、「おらぁ、かかって来いやぁ!」と下品にすごむ必要はない。わたしたちはヤクザではないのだから)
逃げの姿勢で困難は乗り越えられない。立ち向かうにはありったけの勇気をふりしぼって、なお足りないことがいくらでもある。自分で自分を鼓舞する癖は絶対必要だ。自立への一歩といってよい。誰だって、知らず知らず誰かに頼っているものだ。せめて意識の上では、誰にも頼らず戦い抜く気構えをもちたいではないか。

24時間はみな平等にあたえられている。

どれだけ有効に使えるか、その人次第だ。
 
頭も体もフルに使え!

どうか、実り多い一日になるように。