せっかくだから連投

小6
 理科で次回学力テストのリハーサルテストをしたところ、合格者は6名だった。まぁ、ここまではよくある話。ところが、再テストの結果、合格者が増えることはなかった。あれれれれ。生物分野の出題なので、暗記が全てのはずだから、ある程度復習すれば全員合格!ってことになると思っていたのは、浅はかな塾屋のご都合主義で、そうは問屋が卸さない。
 これが現実で、ここから出発するしかない。

中3
 相似な三角形の問題。ありふれた導入レベルの小テストで満点続出!と思いきや、なんやねん、という結果。小6同様、大苦戦。下手くそな授業の結果がそこにある。もっと、ぐっと、ぴしっとくる授業をせなあかんわ。

高校初級数学
 待望の二次関数。ところが、どうもここも暗礁に乗り上げた子がいて、、、「ついてけません」の弱音を授業後に聞く。「まぁ待て」とは言ったものの、気持ちがわからないではない。そりゃぁねぇ、たいへんよねぇ。しかし、だからと言って、全面的に肯定するわけにはいかない。考え違いもしているところは修正してあげないと。

 現実に横たわる無理難題は、どれもひとつひとつ試練であって、試されて鍛えられるひとつの過程に過ぎない。受験勉強はその微小な一部、短い一節にすぎない。弱音を吐くの簡単なことだ。いや、弱音を吐いてもかまわない。しぶとくやりぬくことが大切なのだ。
 思い悩み、惑いながら、誰しも進んでいく。歩みに差が生じるのは当然だ、しかし、ゴールさえ見失わなければ、一時的な差はたいした問題にはならない。安易な解決法は、薄っぺらな結果しかうまない。悩んだ分だけ大きな結果が得られるとは限らないが、悩まなければ、工夫も研究もない。
 どうしようもない自分を奮い立たせる勇気をいまいちど振り絞っていこう。おたがいに。