そんなこんなで夜中にお話

村上(M)と村上の友人(X)氏との会話
X「あのさぁ、うちの長男なんだけど、鉛筆の持ち方が変でさぁ、鉛筆が垂直に屹立しててね、指の配置がでたらめなんだよ。本人は気にしてないっつぅか、もう身に着いちゃってんだけど、、、あれってちゃんとした持ち方に矯正した方がいいのかねぇ」
M「小学5年生?じゃぁまだ間に合うねぇ。穏やかに時間をかけて直していった方がいいと思うよ。ふつうの持ち方が、英文書くときも計算する時も一番合理的、省エネでスピーディだから」
X「だよなぁ、そう言ってんだけどなぁ、言うこときかねぇしなぁ」
M「数字の0から9までを1セットにして30秒間でどっちがたくさん書けるか競争してみるといいよ。父親に勝ちたい一心で自分で直すんじゃないの?」
X「ふむ、そんなにうまくいくもんかね。まぁ、やってみる価値はあるかもな。でさぁ、ノートなんだけどね、5ミリ方眼のノートを使ってんだけど、あれってどうよ」
M「そうねぇ、見かけほど利便性が高いようにはおもえないなぁ。普通のでいいんじゃない」
X「でも、桁数を間違わないとか、字がきれいに書けるとか何かあるんじゃねぇの」
M「そうねぇ、子どもにもよるけどねぇ。上手に使いこなしていない子の方が目立つな。5ミリって幅が学習には不適切な気がする。見た目がきれいに見えるって人もいるけど、それって学力の向上とそんなに強い関係性ないような気がするし、、、」
X「でね、やたらとミニ定規を使って線を引きたがるのよ」
M「学校の先生の指導でしょ。しょうがないんじゃないの」
X「でもさぁ、なんかこううざくってさぁ、見ててリズム悪いんだよね」
M「俺は、やめとけって言うけどね。定規なしで、まっすぐな線を引け!って言ってる」
X「まぁ、あのピシッと線を引くのが向いている子もいるんだろうなぁ。でも一律にやらなきゃいけないことなのかなって、、、分数書くのにどうして定規がいるのか、わけわかんねぇ」
M「まぁほどほどにやってよ。そのうちその子なりに一番いい方法を見つけるよ」
X「信じたいんだけどなぁ、うん、信じるかぁ、どうでもいいことですまねぇな」
M「いやいや、何の役にもたてなくて」