適性検査対策

 の二日目、「なんだこの文章は、無駄が多すぎる。削れるだけ削れ」「君の文には、君の考えがないだろう。事実と意見を分けて書けって言っただろう」「どうして、こんな話し言葉を使うんだ。この前、使うなっていっただろう」と、子ども11人の文章をひとつひとつ読み上げては、批評し、考察を加えている。
 ふだん、まともな文章を書き慣れていない子どもらが、いきなり、資料を読み取り、自分の考えを書くことなどできるはずもない。失敗して当然である。しかし、上手に練習していけば、短期間に上達できるものだ。
 この夏で、どこまでいけるか、書かせて、書かせて、書かせてみよう。