小6の「速さ」の演習で

 差集め算にカテゴライズされているんだけど、速さの比から時間の比へ逆比を使って、一撃で仕留める解き方を用いたほうが圧倒的に楽という、中学受験ではよくある問題をまとめて練習していた。まさによくある形で、二種類の速さの比と所要時間のずれから学校の始業時間を求めなさい、という設問に、日頃、算数で苦戦することの多い子が、見事な正解。ちょっと感動。
「アドマイァ!へぇー、遂にマスターしたんだぁ、やるなぁ、どっちでやったんだ、比でスパッと解いた?」
「ううぅん」と恥ずかしそうに首を振る。
「えぇ、どんなやり方?」
「うちの小学校の始業時間を書いてみた....」
バッカヤロウ
 しょせん、塾屋の感動などシャボン玉ほどの質量もない。