最終日というわけでもないのだけれど、

 適性検査対策の授業で、生徒の答案を次々なで斬りにして、「こんな答案では、絶対受からない!」と、面罵。ああ、そんなに追いつめなくても、と頭の片隅で思いつつ、落ちて悔しい思いをするのはこの子らで、それを防ぐには、今、きちんとした認識を持たせておかないでどうするんだぁ、という心理が先行した。
 誤字脱字だらけ、恣意的な問題文の解釈、汚い文字、まとまりの悪さ、拙劣とよぶことすらはばかられる、優劣をつける以前の状態。「とにかく何か書こう」状態を一ミリも脱していない。そんな稚拙な反応を示すために日曜日をつぶして延々と対策を練ってきたのではなーい!
 まだ修正できる日数が僕たちにはある。やるべきことがまた増えた気がするけれど、とにかく正攻法で正面突破する。
 明日から強行軍。「諸君、戦いはこれからだ」