小学6年生の5月攻勢

 きょうは、宿題プリントが社会・理科あわせて16枚になった。一日四枚ペースでやらせていく。昨年まで二学期からはじめていた攻勢を、五月に開始する。子どもらは、そんなこととは露知らず、そういうものだと受け止めて素直にプランニングしている。
 遠慮するまい、素直さにつけこむことになることを。むしろ、怠惰を招く放任を憎むべきである、と考えよう。ほどよい質と量だから、やればやるほど目に見えて結果に現れるだろう。努力に見合う成果を得て、自信をつけるだろう。それは疑いようがない。継続的な筋力トレーニングをした身体の部位が筋力アップすることに似ている。
 それはたんなる知識の詰め込みに過ぎないのではないか、という批判も受けてたとう。まずもって、規則正しい学習習慣をいまだ確立していない子たちに、何をいつまでにどのようになすべきか、きちんと教えることは、詰め込みにあたらない、と。また、自分が何をわかっていないか、何ができないか、明らかにすることだ、という学習目的を明確にして取り組ませているので、彼らがプランニングにしたがって、自律的に学習を継続していくことは明らかだ。したがって、この自主的な取り組みを詰め込みと呼ぶにはあたらない。
 100歩譲って、仮に詰め込む側面があったとしても、結果として彼らが手にできる成果は、ゆるぎない自信へと変容する。自信を得ることで、子どもが大きく成長することは万人が認めるだろう。
 みんな、少し無理してがんばるんだぜ。