きょうのODS 午前編

 小学校の「文化祭」やら「陸上記録会」があって欠席者多数。よっぽど休みにしようかと思っていたけれど、昨日の附属の過去問の惨敗を目にして平常心でいられるほど大物ではないから、小心者よろしく9名でいつもどおりの演習。できそうで、できない、附属の入試で出てもおかしくないよね、といったレベルの算数のプリント演習。誰もがそれなりにチャレンジできる内容で、淡々と進行。言語表現が苦手ですぐにボディ・ランゲージに頼る少年の、体のスウィングが何故かおかしくて、緊張を解き笑いを誘う。つけたあだ名が「ミスタ・デドックス」。34°の角を連発する生徒は「ミスタ・サーティーフォー」。リズムよく授業が展開するとき、生徒の新しい呼称がポンポン生まれるのはきわめてLEC的な現象。「明るいLEC」と「暗いLEC」があれば、「明るいLEC」状態で演習が進んでいる。肩の力を抜いて「〜ねばならない」のベクトルを消し、「〜ならいいね」の次元で、ひとつひとつきちんと確認しながらすすむ作業を続ける。抑圧と隷従の生み出す貧しいムードを、きょうはできるだけ少なくしたいと切に思う。