雨、自転車通勤者にも優しい雨

久しぶりに午前中をゆっくりと過ごす、ふっと気づくと電話で起こされるまで熟睡。慢性的な睡眠不足がたたった。佐藤賢一の「英仏百年戦争」を読もうと思っていたのに貴重な時間を失った、、、。

★小5 容積と和差算。「考えろ。真剣に考え抜け」と子ども相手に正面対峙。ふにゃふにゃと、その場しのぎをしようとする反応にカチンとスイッチが入る。どこまでも、徹底的にゆるぎない姿勢を示し続けて初めて、彼らは脱皮する。ごく自然な成長を待つのではなく、人工的な環境で一定の目的をもって子どもらに何事かを教えようとするとき、根本的に問われていくのは、その姿勢なのだと思う。

★中3 分詞の修飾 きょうは過去分詞。用法そのものは前回論じたとおり、今回は、正しく運用しながら、現在分詞との異同をきちんと認識することにあった。「〜している」と「〜された」を難しく感じる子がいるのは毎年のことだし、文を解析する能力の低い子が、語順にとまどうのも例年通り。何も驚くにはあたらないし、何も不思議なところはない。じゃぁ、平然と受け入れられるかというと、そうはいかない。「さっき言っただろう」「なんでそうなるの、ぜんぜん聞いてないじゃない」と、罵声が飛び、怒声が降る。まぁ、それもいつものことなんだけれど。
 数学でも無理数で、とんまな答えを言ったばかりに、厳しい叱責を受けて蜂の巣状になった子が出た。数感覚が浮き彫りになってくる単元なので、鈍い子は、出だしでどうしてももたつくことになる。鋭い子には何でもない平方数の発見も、苦手な子には至難の業になる。コントラストがあまりに大きくて、今年は、ちょっと、いろいろ思った。もっと中1、中2の段階で、数そのものと戯れるような感覚を、、、、