新緑はますます映えて、、、

山陽道としまなみ海道で作られた二等辺三角形をミズスマシのようにグルグルまわる日々、優しくあざやかに映える緑色と、光り輝く午後の海が、どことなく非現実的で、実態として存在していることは間違いないのに、風景として記憶に残ると曖昧な印象ににじむ。見たとおりの自然がそこに確かにあるであろうことは疑う余地もないことなのに、リアリティを欠いてしまうのは、ひよっとして、どこかで僕が現実を拒否しようとしているからか。

★小6 「比」に入った。テキストがよくてできているのか、子ども達の理解度がアップしたのか、いつもなら3時間ぐらいかかる話が、1時間ですんだ。実に気分よかった。

★中3 分詞のちょっとしたテスト。おおむね良好、という決まり文句を口にするのがためらわれる結果となった。再テストが何人か。数学も無理数の計算を、アリの歩みにも似たスピードで進んでいる。

★高校中級 優しい英文解釈ならそこそこ健闘できるけれど、たとえば不定詞にピンポイントでしぼった演習を行うと、ごく控えめに言っても、壊滅状態である。おおおお、一体僕は何を教えてきたのやら。

明日は、中学生の部活の試合がひしめき合ってるようで、欠席者多数ということになりそう。気に入らないけれど、彼らには彼らの生活があって、塾が独占的に支配できるわけでもない。塾を休むからには、勝って来い、という、言い古された台詞を口にするしかないか。せめて、ちゃんと来る子たちとの授業をいいものにするよう工夫するべきか。