しーちゃん登場!岡大・医学部に合格!ハレルヤ!

中学受験〜高2までLEC生として、娘やY君、S君とともに学んでいた「しーちゃん」(♂)が、岡大・医学部合格を報告に来てくれた。明日、入学手続きに岡大に行き、部屋も決めるとか。身長150センチもなかった小学生が、いまや178センチの偉丈夫、白衣をひるがえし闊歩する姿が絵になることはまちがいない好青年に成長した。
「僕が親のあとをつげるようになるまで20年はかかります」と謙虚すぎる発言。
「でも、それじゃ、お父さんは70歳まで現役でやることになるじゃない」
「はい、、、」
医者の世界は、医学部に合格すればよい、というものでもないらしい、ということは薄々理解していたけれど、これからも大変なんだね。
「海堂尊は読んだ?」
「はい、全部読みました」
ここ最近、東京〜福山間を移動する新幹線の中で村上が耽読したシリーズを差し出すと、さすが、医学部志望の高校生だけあって全巻読破済み。やっぱりねぇ、そうでなきゃねぇ。
塾に転がっていたTOEICの問題集を代わりに進呈、近々、大学でTOEICを受けるんですけど、何かいいものありませんか、ということだったので。
本音を言えば、英語なんか勉強しなくていいから、せめてこの時期は、大好きな鉄道を心ゆくまで楽しめばいいじゃない、と言ってあげたかった。というのも彼は本物の「鉄屋」。最近世間を騒がせている「撮り鉄」(鉄道写真を趣味にする人)ではなくて、乗って風景を楽しむ、という生粋の趣味人。附属の学友祭でも、理科室で模型列車を走らせて子供たちを楽しませていた。
LECを離れて1年だけれど、けっこうブログはチェックしてくれていたみたい。細かい事情まできちんと把握してくれていて嬉しかった。
余談はさておき、しかし、岡大・医学部、一本勝負であっさり現役合格ってのも、すごい話で、彼が実践した受験戦略を聞いていると、その際立つ洞察力に感心してしまった。まぁ。「親をおどして」京大・医学部受験をやめる代わりに、岡山の1人暮らしを認めさせた、というくだりは笑ってしまったけれど。
しーちゃん、本当におめでとう。他にゆずることのできない選択をし、真正面から取り組み、あっさり実現した君を、村上は心から尊敬します。寒々とした医療行政のもと、地域医療に貢献する苦労は並大抵のものではないだろうけれど、志高く、医療人として大成してください。
また、遊びに来てね。