第4クールの幕開け

課題が次々みつかる講習会というのは、いい講習会だ。ただ消化すればよい講習会は意味がない。悪戦苦闘し、チャレンジを強いられ、生徒も塾屋も成長する。のんびり、まったり、ぼんやりするのは、講習会が終わってからでよい。

できないことがいっぱいある、というのは”伸びしろ”があるということだ。焦らず、ひとつひとつ解決していけばよい。闘う姿勢をもつことが、次につながるのだから。

一日十二時間勉強してもいい。
せっかくの夏休みだ、とことんやるときはやってしまえ。
何をやっていいかわからないときは、一度やった問題をやり直すことだ。本当に理解しているかどうか試すことだ。試して、試して、確認していくことだ。本当に理解している問題がそれほど多くないことを自覚することだ。

理想的な教科書と理想的な授業があって、なんの苦労もなく成績が上昇するなんてことは絶対ない。試行錯誤を繰り返し、なんども挫折しそうになりながら、それでも諦めずにやり抜いたものだけが、本当の実力者になっていく。苦しい時こそ、力の伸びる時だ。

がんばるんだよ、明日も、あさっても。