20年目だからと言って、気負うものはない。
いつもと同じように、よい講習会にしたい、と思う。
過去の失敗を糧にして、生徒にとっても塾屋にとってもより納得のいく講習会にしたい。
ひとりよがりな精神論を語って叱咤激励するよりも、魅力的な逸話を語って彼らの主体性を引き出したい。過去30年間の塾屋経験はそのためにあるはずだから。
わくわくしたい。どきどきしたい。おもしろくしたい。
そうすれば、結果として生徒がぐんぐん伸びるように思う。
恫喝し、隷属させ、無味乾燥で自己目的化したような講習会にはしたくない。
どうか、うまくいきますように。