三題噺めいた一日だった。
いろいろあった。全部を語りつくせない。
ひとつだけ。
公立高校の入試対策に、附属入試に泣いた子らも合流。整理のつかない気持ちを棚上げさせて、淡々と演習を続行し昼休みになった。
話題は合否通知の速達。
例年なら当日に届く。雪の影響か、今朝の時点で未配達だったらしい。すがるような思いで「繰り上げ合格候補者通知」を待っている子たちには酷な話となっていた。
生徒A「届くように祈っといてな」
村上「祈ってるにきまってるだろ、二人分全力で祈ってる」
という会話から30分もしないうちに
生徒A「速達届いた、候補者通知はいっとった。家からメールきた」
村上「おうし、ファイナルホープ!」
生徒B「えええぇぇぇ、私はどうなるん」
村上「家に電話して聞いてみろ」
生徒B「怖いぃ。もしなかったらどうするん」
村上「あるって」
生徒B「いやじゃ」
村上「ふうむ、まぁ、もしなかったら何もする気がおきんわな」
と言っていると、お家から塾にメール着信
「繰り上げ合格候補者通知が届きました」
村上「来たぞ、ほら、家に電話して話を聞け」
などなど、きょうも附属ラプソディは続いた。