冬期講習-6

 冬期講習再開。

 普通に始まり、普通に終わる。

 もちろん、過去問演習の成績をひとつひとつ吟味すれば、恐れおののくような結果もあった。想定外の点数があれこれあった。小6も中3も高3も。ひと悶着あってもおかしくなかった。が、淡々ときょうは受け入れた。新年早々、村上が荒れ狂ったところで、建設的な結果はうまれない。

 たぶん、明日も淡々と受け入れる。するべきことは明らかだし、できることは限られているから。

 重篤の患者を前にして、感情的に昂ぶる医者と冷静沈着に対処法を考える医者とどちらが、適切か、ということだろう。40数年かかってやっとわかるようになった。

 時間かかりすぎだろ、と思う。

 

 明日もいろいろ試されるにちがいない。

 がんばろう。