高校生

 数Ⅲの質問と、イオン化傾向を語呂あわせで覚える方法とか。
 
 そういえば、僕が中3のとき、イオン化傾向の語呂あわせを教えてくださった、元カリスマ教師、半田光行先生が、つい先日、尾道市の教育長になられた。
 おめでとうございます。
 かつて僕が先生から教えを受けた因島の三庄中学校が、統合されて消滅するときに、半田先生がその統括責任者になられたのも何かの縁かしら。僕が因島で通った公的教育機関のすべて、保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校(名称だけ同じで、所在地も校歌もことなる別の学校は今でもある)が、これできれいさっぱりすべて消えます。1年から6年まで、全学年4クラスあって、休憩時間にグラウンドいっぱいに子どもらが遊んでいたあの小学校の校庭の風景が幻想のように蘇ってくる。まさに高度経済成長期のまっさかりの頃、人類の進歩を素直に信じていた。21世紀には、エアカーがビュンビュン飛んでいると本気で思っていた。宇宙旅行だって行けると信じていたのに、どこで狂ってしまったのかしら。「心優しい科学の子ら」は、まだいるのかしら。
 かつて、半田先生から学んだように、素朴に無邪気に、未来は明るいって信じられる授業をしよう。
 批判や皮肉はどこかの誰かに任せよう。
 子どもらが、未来が待ち遠しいと思えるような授業を僕はしたい。

  Life is wonderful. Future is shining!