the end of September

小6虎チーム。附属の合格圏内に達したのは、男女各1名のみ。もう1回様子をみて、同じような傾向がつづくようであれば、虎を二分割する。伸び悩んでいるグループは演習を基礎基本にもどし、別メニューを組む。そうなると小6が三分割されることになる。大虎・子虎・キリン。いやはやこの3次式を解くのは骨が折れそうだ。まぁ、やってやれないことはあるまい。

午後11:00直前、「ここで相加相乗平均使うとは、、、」と唸る生徒の相手をしていると、表の駐輪場に自転車を止める音、「はぁ?」と思っていると、高1男子登場、いやにあっさり
「世界史のプリントをください。重商主義からナポレオンまで」と。
「つまり、絶対主義からウィーン体制までね。それはいいけど、こんな時間に来て、もし閉まっていたらどうする気よ」
「帰ります」
どうもね、こうした奇行は歓迎できない。学習が計画的に行われていない証拠で、衝動的にすぎる。積極的と言えなくもないけれど、不安定な行動は不安な心理の発露で、抑制がとれていない。かつて十代の自分がそうであったからよくわかる。
「いや、あんたとは違う」と言われるかもしれないが、、、、
もうちょっと落ち着いて勉強しろよ、と今夜は言っておこう。

で、くだんの「相加相乗平均」少年には、時間を無駄にするな、と今夜も釘を刺した。

9月が終わる。ツキが変わる。
どんな風が吹くかわからないが、どんなに強い風が吹いてもすすむだけだ。
新しい風よ、吹け!