箱根駅伝の興奮も冷めて、、、

一昨日、昨日と箱根駅伝でずいぶん楽しませてもらった。

きょうは感動も感激も封印して、ひたすら地味に過ごした。

と言いつつ、講習らしい事件がなかったわけではない。
昨日、授業中に呼んでも気がつかないほど熟睡していた児童が、今日は居残り学習中におしゃべりしていて、二日連続で「出て行け」コールとあいなった。
今朝、「後悔はしても反省しないその習性は、もはや君の性格の一部になっているのではないか」と指摘したばかりだったが、図らずも言葉通りとなった。ならば気長につきあうしかないのだが、相手の弱みをつかめばとことん相手を見下した態度をとり、自分の弱みを握られればとことん卑屈になる幼稚な精神性が、何かとても哀れでしかたない。自己を客体化する視点が徹底的に欠落している。だから、人間関係に苦労することは火を見るより明らかで、社会性の涵養が急務なのだが、塾屋の守備範囲も無限に拡張できるわけではないので、「出て行け」と面罵することになる。まぁ、いろんな子がいる、ということか。

一般に「ほめて育てる」ことが奨励されているけれど、「ただし、自意識の肥大化していない子に限る」と付帯条件を付け加えるべきではないか。規範意識の低い自己中心的な子どもを甘やかすべきではない、と思う。

今さらながらの塾屋の繰言である。