小さい秋大きい秋いろいろ

 小6カピバラは、昨日から特別演習(作戦名October Dance)を開始した。今週一週間は毎日来ることになった。来週も継続するかどうかは、日曜日に決める。初日の結果をみるかぎり、継続することになるだろう。楽観できる状況にない。まぁ、悲観するほどでもないけれど。イリオモテヤマネコチームは、まだ様子見。精神的にタフじゃない子が多いから、ぼちぼちピッチをあげていきましょう。中学受験生はいよいよがんばりどころでんな。ついてくるんだぜ。
 高校上級英語の小テスト演習を三本立てにした。基本例文10個の暗記を追加した。listening や shadowing について話をして、どう演習をすすめるべきか、示した。
 中3は英検がひと段落した頃を見計らって仕掛けていく。いろいろやりたいことがいっぱいある。ありすぎるっていう気もするけれど、なんとかなるでしょ、時間との闘いね。
 中間試験対策も継続しつつ、英検の直前対策をやり、受験生の入試特訓を展開する、という宿命的マルチタスク処理。ひとりでできることなんてたかが知れているので、気負わず淡々とやる。毎年のことと言えばそれまでで、ちょっとはやくねぇえか、と言われれば、年々早くなっている、と答えることとしようか。
 いい秋になってきたな、と実感する。ただ、指導する子どもらに村上が共感できる日もあれば、できない日もあるから、子どもらにとって「いい秋」かどうかは不明。ぶーぶーぶーたれているのを聞けば、「ガキめ」と思うし、ピーチクパーチクどうしようもないガールズトークを耳にすると「受験生?」とも思う。まちがいなく、塾屋の自己満足など、シャボン玉のように一瞬ではかなく消える。
 いいも悪いもない。いちいち気にしていられない。
 とにかく、彼ら彼女らの顔に自信がやどり、向上心があふれ、目に鋭い光が少しでも宿るようになればよいのだ。あとは、なるがまま、である。
 秋だ、がんばる秋だ。いろいろあってもそれだけだ。